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磁性アタッチメントはMRI撮影のときに大丈夫?

MRI検査は、近年の目覚しい技術進歩によって、装置の高磁場化・高出力化による画質の向上や検査時間の短縮が可能となったことから、医科領域では脳ドッグを含め急激に需要が高まっています。それに伴い、体内金属装着者における人体への為害作用が問題視されるようになってきました。
歯科治療では、特に高齢者に磁石(磁性アタッチメント)を用いて義歯を維持安定させる処置が普及しています。また、高齢者は、様々な全身疾患を有している可能性が高く、さらに口腔領域はMRI検査を行う頻度が非常に高い脳頭蓋と近接しているため、この磁性アタッチメント(特に口腔内に装着する金属製キーパー)のMRI装置に対する安全性について、心配される方もいらっしゃることと思います。
大きく分けて2つの注意をする必要があります。1つは、MR装置による撮影時の問題です。撮影時の照射により歯牙に取り付けてあるキーパーが発熱する可能性があります。しかし、照射6分程度の時点で0.2~0.3℃の上昇、15分以内であれば0.5℃を上まらないとのことなので、通常は生体への影響はないと考えられます。また、キーパーそのものが外れかかったりしていると磁場の影響で、それが脱離し口腔粘膜を傷つけたりする可能性があります。これもしっかりついていれば問題がありません。
もう1つは、アーチファクト(像の乱れ)による診断への影響です。歯牙に取り付けたキーパーによる金属アーチファクトが生じてしまうことは避けられません。このアーチファクトの範囲はおおよそ半径4~8cmで、そのキーパーの位置によって出現部位は変化します。MRIにて読影する部位や疑われる疾患によって、その影響度合いが変化します。最も深刻な場合が多いであろう脳頭蓋部位への影響は少ないと考えますが、口腔底・舌・咽頭などの部位の診断ににはキーパーの除去が進められる場合もあるかもしれません。
 
このように、磁性アタッチ面とが適切な診断のもとに、正しい方法で使用されればほとんどのMRI撮影に関して問題がないということになります。
 
※安全基準検討委員会報告 「磁性アタッチメントとMRI」歯科用磁性アタッチメント装着時のMRI安全基準マニュアル(日本磁気歯科学会安全基準検討委員会監修)参照 2012年7月

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